
風と光を通す横張りの木塀
板を横に張り、一枚ごとにわずかなすき間を残しました。外からの視線は切りながら、風と光は通り抜けます。板の厚みが落とす影が時間とともに動くので、囲われていても閉じた印象になりません。
GALLERY
隣家との距離が近く、庭に出ると視線が気になって結局使えていなかった。目隠しはしたいが、塀で囲みきった圧迫感のある庭にはしたくない。素足でも出られる床がほしい。
敷地をぐるりと囲うのではなく、視線が入ってくる方向だけを木塀で塞ぎました。板は横張りにして一枚ごとにすき間を設け、外からの視線を切りながら風と光は通しています。床はウッドデッキとし、掃き出し窓の高さに合わせた上段と、庭へ下りる一段低い下段の2段構成に。素足で歩ける仕上げにするため、板は角を落として表面を研磨し、ビスはすべて頭を沈めました。
計画時には隣家の窓の高さを現地で実測し、塞ぐ高さを決めています。施工中は木塀の柱の根元が基礎に直接触れないよう金物で浮かせる納まりへ変更し、雨水が溜まらないようにしました。引き渡し後は板の反りと塗装の状態を確認しています。
STEP 01
敷地をぐるりと囲うと圧迫感が出るため、隣家の窓の高さを現地で実測し、視線が入ってくる方向だけを塞ぐ範囲に絞りました。塞がない方向は開けたままにしています。

STEP 02
まず重機で地盤を整え、境界に基礎の立ち上がりを築きます。木塀は地面へ直接建てず、この立ち上がりの上に柱を載せることで、足元から傷むのを防いでいます。
STEP 03
施工中に、木塀の柱の根元が基礎へ直接触れる納まりだと雨水が溜まることが分かり、金物で浮かせる納まりへ変更しました。木部が水を含み続けないため、塗装の持ちが変わります。

STEP 04
根太を水平に組んだうえで床板を一枚ずつ張り、ビスは頭を沈めて素足でも引っかからないようにします。張り終えた面は研磨して角を落とし、板と板のあいだは水はけのためのすき間を均等に取りました。
同じ現場の仕上がりを、部分ごとに切り取ってご紹介しています。全体の眺めは上の BEFORE / AFTER をご覧ください。







板を横に張り、一枚ごとにわずかなすき間を残しました。外からの視線は切りながら、風と光は通り抜けます。板の厚みが落とす影が時間とともに動くので、囲われていても閉じた印象になりません。
敷地をぐるりと囲うと、目隠しはできても圧迫感のある庭になります。隣家の窓の高さを現地で実測し、視線が入ってくる方向だけを木塀で塞ぎました。塞がない方向はそのまま開けてあるので、庭に立ったときの抜けが残ります。
掃き出し窓の高さに合わせた上段と、庭へ下りる一段低い下段の2段構成としました。板は角を落として表面を研磨し、ビスはすべて頭を沈めてあるため、素足のまま窓から庭へ出られます。

囲いができてから、庭に出るのが気楽になりました。休みの日は子どもと一緒にデッキで過ごしています。板のすき間から風が抜けるので、囲まれていても息苦しさがありません。素足のまま出られるのがうれしくて、朝はここでコーヒーを飲むのが習慣になりました。
お庭のイメージが固まっていなくても、見積りを1社しか見ていなくても構いません。いまの段階に合う入口をお選びください。