地面を覆う下草(グラウンドカバー)の群生
Garden Diary

土がむき出しの場所に、下草という選び方

土がむき出しの場所に、下草という選び方

地面を覆う下草(グラウンドカバー)の群生

「土のままの場所に、また草が生えてきた」。夏場にいちばん多いご相談です。防草シートと砂利で覆う方法もありますが、庭として見せたい場所なら、下草(グランドカバー)で地面を埋めてしまうほうが手入れは楽になります。土が見えなくなれば、雑草の種が落ちても根を張る余地がありません。

目次

写真で見る、季節を足す一株

秋に咲くハギの紅紫色の花
下草で面を埋めたうえに、季節が分かる一株を混ぜておきます
枯れ草と土が混じったままの荒れた地面
土が見えている面は、抜いても抜いても同じ場所から生えてきます
白壁の前に咲くガクアジサイ
梅雨どきに咲くガクアジサイ。半日陰の足元によく合います

選び方の基準は、日当たりです。半日陰ならヤブランやフッキソウ、日向ならタマリュウやヒメイワダレソウがよく育ちます。写真のような斑入りの葉ものは、緑一色になりがちな足元に明るさを足してくれます。ただし繁殖力の強い種類は、放っておくと通路まで出てくるので、レンガや御影石の縁石で範囲を区切っておくと後が楽です。

面を下草で埋めたら、そこへ季節の分かる木を一株だけ混ぜます。秋のハギ、春のアセビ。全体を常緑で固めるより、一株あるだけで庭の見え方が変わります。植栽を含めた庭づくりの考え方はコンセプトにまとめています。

この記事のポイント

  • 土が見えている面を下草で埋めてしまうと、雑草の種が落ちても根を張る余地がなくなります。
  • 選び方の基準は日当たりです。半日陰ならヤブランやフッキソウ、日向ならタマリュウやヒメイワダレソウが向きます。
  • 斑入りの葉ものは、緑一色になりがちな足元に明るさを足してくれます。
  • 繁殖力の強い種類は縁石で範囲を区切り、季節の分かる木を一株だけ混ぜると庭の見え方が変わります。

日当たりと土の状態は場所ごとに違います。現地を拝見して、育つ下草をご提案しています。

ご相談の前に、よくいただく質問

下草を植えれば、草むしりはゼロになりますか。
ゼロにはなりません。植えた直後の1年目は、下草が地面を覆いきるまでのあいだ雑草も一緒に出ます。面が埋まる2年目以降は、手で抜く回数がはっきり減ります。「なくなる」ではなく「楽になる」とお考えいただくのが実際に近いです。
砂利敷きと下草、どちらが手入れは楽ですか。
手入れの手間だけなら、防草シート+砂利のほうが楽です。下草をおすすめするのは、そこが窓から見える場所・人が通る場所で、土や砂利のままだと味気ない場合です。見えない裏手は砂利、見える面は下草、と使い分けるご提案が多くなります。
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この記事を書いた人

横浜市都筑区を拠点に、2015年から外構・エクステリア・造園を専門に手がけています。横浜・川崎の邸宅の庭とともに歩んできた経験から、上質な緑の外構づくりをお伝えしています。(デモサイト)

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